ジャイアンツを代表するスピードスターも引退

今年の読売ジャイアンツは大きな期待を背負いながらの船出となりましたが善戦むなしくシーズンを2位で終了、そしてDeNAと対戦したクライマックスシリーズでも2勝1敗と惜しくも敗れてしまいました。

そして、ジャイアンツがシーズンが終了した後、チームを影で支えたスピードスターもユニフォームを脱ぐ事となりました。

ジャイアンツを支えた代走のスペシャリスト、鈴木尚広選手は、シーズン終了をもって約20年続いた現役生活に別れを告げる事となりました。今年も代走のスペシャリストとして好走塁を連発、盗塁10で失敗が0と言う成績でまだやれそうな気がするのに少し残念です。

鈴木選手は1996年のドラフトの下位指名でジャイアンツに入団、入団当初は足こそ目を見張るものがあったもののバッティングがプロの域に行かず、一軍に定着するまでにかなりの時間を要しました。

原辰徳監督がジャイアンツの監督に就任した2002年、その走塁を買われて一軍デビュー、そしてそのまま代走のスペシャリストとして一軍に定着し、その年の優勝と日本一に大きく貢献しました。

翌年の2003年からは走塁だけではなく、打撃にも磨きをかけて代走のみならず、時にはスタメンとして起用される機会も増えていきます。

長らく控えの選手としての起用が目立った鈴木選手でしたが原辰徳監督が二度目の就任となった2006年からは再び出場機会が増え、ジャイアンツがメークミラクルを達成した2008年には外野のレギュラーとして活躍し、キャリアハイの成績、特に盗塁は30盗塁を記録、その年のゴールデングラブ賞を獲得しました

即戦力の新人やFAで入団した選手等、毎年の様に顔触れが変わって行くジャイアンツにあって、代走や守備固め、また時には打者としても結果を残す選手として長い間一軍で活躍、昨年には成績を評価されて初のオールスター戦にも出場しました。

ジャイアンツの顔と呼ばれた選手が一人去るのは寂しい限りですが、今後の活躍に期待したいと思います。